キャッシング審査に通過した場合でも途上与信が有ります

2019年4月9日

途上与信に引っ掛かると契約解除されるケースも

 

キャッシング審査に通過してお金を借り入れてしまえばもう終わりという事では無くて、借りたお金は必ず返す、これはキャッシングに限らず他の金融商品でもそうなりますが、借りたお金はしっかりと返済する必要が有ります。

 

一旦借りる事が出来たら後は返済が多少遅れたとしても多分大丈夫だろうという甘い考えでいた場合は、ある日突然お金が借りれなってしまう、最悪のケースでは契約が解除されてしまう可能性が有ります。

 

その理由としては、金融機関では顧客の支払い状況の確認の為、定期的・不定期に与信という作業を行っているのですが、この与信について良く解らない方が多くいらっしゃると思いますので、記事にしました。

 

与信とは?

 

この与信は、これは熟語の通り与える信用=信用を与えると言う意味となります。基本的に金融商品というのは顧客と金融機関との間での信用により取引されていますので、審査をする際金融機関がその申込者に対して信用枠(限度額)を与えています。

その為、申込者が信用を与えて貰えるだけの材料が有れば当然審査に通過するという事になりますが、もし信用を与えるだけの材料が無いというのであれば審査に通らない事になります。

 

そして、この与信は、審査の時のみ行われ後はなしという訳では無くて、金融機関とその顧客の契約が続いている限りは、定期的又は不定期に行わています。

 

途上与信とは?

 

先程の与信が申込者に対して信用を与える(信用枠)という意味でしたが、この途上与信というのは途上、つまりは審査に通った申込者(顧客)と金融機関との契約が続いている期間の途中で顧客に対して与信を行います。

 

と言いますのも、顧客の信用状況と言うのは日々変わりますので、審査当時の信用情報、或いは属性情報と言った情報が変わっている可能性が多々有るからです。

 

例えば審査当時は公務員で信用情報や属性情報も良好だったという顧客が、起業して自営業者になっていたケースや、パートやアルバイトだった方が正社員になっていたなど、職業や年収の面で大きな変化が有る場合も有りますよね?

 

その変わった結果により、金融商品の利用代金を毎月きちんと支払っている方がいれば、逆に資金繰りが苦しくなってしまい何度か延滞をしてしまっている、又は延滞を繰り返している方も出てくると思います。

 

これらの事は自社で利用中の金融商品の場合では利用状況は当然すぐ確認する事が出来ますが、他社での利用状況というのは個人信用情報機関での信用情報を照会しないと解りません。

 

もし他社で延滞を繰り返しているという方は今後自社でも延滞を繰り返してしまう可能性も考えられますので、他社の利用状況というのは早く確認する必要が有るのです。

 

なので、各金融機関はこの途上与信を定期・不定期に行って、個人信用情報機関に信用情報を照会して自社顧客の他社での利用状況を把握する事により、もし必要な処置を講ずる必要が有ればその処置をしています。

 

例えば、顧客が自社・他社問わず利用状況が良好なのであれば利用限度額が増額されるという可能性が有りますし、また自社・他社での利用状況が悪い場合では利用限度額の減額されたり最悪利用停止になってしまう可能性も有ります。

 

また、自社や他社の利用状況に延滞が無い場合でも、利用限度額一杯まで使っている場合では、限度額が減額されてしまう可能性が高くなってしまうので注意して下さい。

 

法定途上与信というのは?

 

先程の途上与信が不定期に行われるのに対して、この法定途上与信というのは貸金業法によって定められている定期的に行われる途上与信です。

 

但し、これには条件が有り、契約形態が契約期間中に限度額の範囲内で繰り返して利用する事が可能な契約(キャッシングやカードローンなど)の場合では、必ず定期的に与信を行わなければならないのです。

 

この法定途上与信の期間は、キャッシングやカードローンで1ヶ月に5万円以上の利用が有って、尚且つ利用残高が10万円以上のケースでは1ヶ月ごとに与信を行う必要が有ります。

 

例え毎月キャッシングやカードローンでの利用が無い場合でも利用残高が10万円以上有る状態では、3ヶ月に1回与信を行う必要が有るのです。

 

なので、カードローンやキャッシングを利用されている方は、定期的に与信をされる事を念頭に置いて、毎月しっかりと返済する事が重要になります。もし毎月の支払い状況が悪ければ限度額の減額、更には最悪利用停止になってしまう可能性が有ります。