キャッシングで知っておきたい総量規制

2019年2月26日

キャッシング審査では総量規制が重要!!

 

法改正される前のキャッシング審査というのは、審査申込者の年収等を含めた属性と信用情報というのを元として、各金融機関が独自に審査した上で借入額の枠というのを自由に設定していました。

 

しかし、このやり方の場合は年収に対しての金融商品全体での借入枠の総額というのが決まっていませんでした。

 

その結果として、例えば年収500万の方だったとしても、1社あたり50万円~100万円位の借入枠が有れば、複数借り入れる事によって、あっという間に年収を上回るほどの借り入れが発生してしまう債務が発生=多重債務者が多く発生する事になりました。

 

多重債務者の増加するという事は、社会的な問題となっていましたし、金融機関にとっても死活問題になっていました。

 

これらの問題を見かねた金融庁が、2010年の6月18日の改正貸金業法の完全施行を行う事になったのです。

 

その中で顧客の年収によって借入枠を規制する総量規制が始まりました。

 

そして、この総量規制ですが、キャッシングやカードローンの審査において、かなり重要になりましたので、どの様なものか?説明したいと思います。

 

総量規制とは?

 

この総量規制ですが、金融庁が多重債務者の発生防止の為に、年収に対しての借入総額に規制を設ける様にした、2010年6月18日より施行された法律になります。

 

そして、この規制の内容というのが、個人の借入総額が年収の1/3までの範囲に収まるように定められた法律になります。

 

例えば、年収が300万の方の場合では、借入総額は100万円までという事になってしまいます。

 

確かに100万円の借入なんて以前消費者金融からキャッシングをしていた私から言わせて貰えれば、すぐに枠が一杯になってしまう様な金額です。

 

しかし、法改正以前の状態ではここ迄しないと、多重債務者が増える一方だったと思います。

 

そしてグレーゾーン金利の禁止とこの総量規制で、多重債務者は激減して、キャッシング自体のイメージが良くなったのも事実です。

 

確かに多重債務になってしまうと毎日の生活の中でも、債務返済の事で頭が一杯になってしまい、仕事も手につかずに精神的に参ってしまうと思います。

 

総量規制の対象となる借入

 

先程、年収の1/3迄に借入の総額が制限されてしまうと説明しましたが、実は借り入れにも種類が有って、総量規制の対象となる借入と対象にならない借入が有ります。

 

何でも総量規制の対象となったら、住宅ローンを組んでいる人は、払い終わる迄永遠にキャッシング出来なくなってしまいますもんね。

 

それでは総量規制の対象となる借り入れはどの様なものか?について説明したいと思います。

 

その前に、前提となる貸付の種類となりますが、これは

1、個人向け貸付

2、個人向け保証

3 法人向け貸付

4 法人向け保証

の以上4種類が有ります。

 

この中で総量規制の対象となる貸付は、1、の個人向け貸付のみになります。

 

つまり、総量規制の対象になる貸付というのは、個人向け貸付のみと覚えて頂ければ大丈夫だと思います。

 

尚、個人向け貸付の意味なのですが、

これはあくまでも

〇 個人が金融機関からお金を借り入れる行為のみ解りやすく言うと現在他社・クレジットカード含めてのキャッシングでの借入額の合計金額です。

 

その為に、たとえ個人とは言っても、個人事業主が事業資金の為に必要なお金を借り入れる行為や、不動産担保ローン等はこの総量規制の対象外となります。

 

また同じキャッシングでも銀行のカードローンは総量規制の対象外です。

 

総量規制の流れ

 

ここでは、金融機関が果たしてどの様に、総量規制について確認・そして審査を行っているのか?その流れについて説明致します。

 

まず、金融機関では顧客から各種金融商品の申込があった場合は必ず、個人信用情報機関に登録されている申込者の信用情報を確認して、他社金融機関からの借入残高を確認致します。

 

その結果、

申込者が他社金融機関からすでに年収の1/3の借入を行っている場合においては、理由を問わず審査申込を却下する事になってしまいます。

 

また枠の増額を希望した際にも年収の証明書を提出しますが、年収が減っている場合では、この総量規制により枠が減額される事も有ります。

 

しかし、他社金融機関からの借入の総額が年収の1/3に満たない場合では、自社での審査により与信枠を与える事になります。

(この場合は年収の1/3に満たない差額のみです)

 

当然、他社借入総額が1/3に満たなかった場合であっても、自社の審査基準に達していない場合は、審査申し込みが却下されてしまいます。

 

この場合は総量規制の範囲内なので、他社で審査が通る可能性が高いです。

 

また一般的に銀行のカードローンの方が審査に厳しいと言われていますが、カードローンの場合は総量規制の対象外の為、ノンバンク系で落ちてもカードローンの審査を通過するケースも多々有ります。

 

その為総量規制内で審査が落ちてしまった場合でも、まだ本審査をどこも申し込んでいない場合でもこの方法で審査に受かり、尚且つ金利等の条件がいい銀行含む金融機関を探すのが一番近道だと思います。

 

こちらの記事でそんな方法をまとめてみました。

 

⇒ キャッシング審査の甘い金融機関を見つける方法